高気密高断熱の住宅にカビは発生しやすいか?

高気密高断熱の住宅にカビは発生しやすいと聞いたことがあります。

この原因を追究していてわかったことがあります。沼田市のモデルハウスを見学した際に伺ったお話です。カビは、高温・多湿であると増殖するそうです。カビの増殖には、高温と言っても20度から30度くらいでよいのです。ですので、住宅的には、該当しやすいです。このような状態になりやすいタイプのお家もあるかもしれません。

なぜ、グラスウールなのか?

しかし、本質的な原因は、グラスウールにあるそうです。断熱材に使用することが多っくなっているグラスウールは、水分を含みやすい特徴があるそうです。外壁などのなかに設置してあるグラスウールに防湿シートを付けていないと、水が少し貯まることでカビが生える可能性があるそうです。このような問題性についても、建築屋さんとよく打ち合わせをして、しっかりとした住宅を作る必要があります。

エアコンの除湿でも、解消しうる

室内においては、エアコンの除湿などの機能で、改善できることもあるようです。いわゆる換気まで対策として考えることが必要なケースもあるのかもしれません。居住者にこのような知識があれば、改善もできてくるようです。いずれにせよ、住宅のほうをしっかりと作っておきたいものです。カビは、子供や老人によくないものでもあります。建築時には、カビが生えないかについて、一度くらい確認してもよいかもしれません。