40年越しのリフォーム

・他界した父の部屋を初めてリフォーム

実家は一般的な3LDKマンション。

私の父は母との折り合いが悪く仕事後は自分の部屋にひきこもるような生活を30年近くしていたので、タバコやお酒を飲みながら自分だけの空間を作って自由気ままに過ごしていた部屋がありました。

父がたばこゆえに肺がんになり年齢的なこともあり一年ももたずに亡くなって、ほぼ初めて父の部屋に潜入した母と兄と私でした。皆の目に飛び込んできたのはたばこのヤニで黄ばみまくったクロスと、年期が入って色の褪せまくった畳、それを見てリフォームを決めました。

・大量の物の整理が終わらない

リフォームの前に父の部屋の大量の物の処分から始まりました。30年~40年でため込んだ物の量ときたらそれはもう大量で、こんな調子で仕分けしてたら日が暮れると皆で意気消沈してしまう始末。始めは売れるものと捨てるものと分けていたものの途中気力がなくなり、後半はひたすら断捨離をするはめになり、結局部屋の物を無くすための片付けをするだけでどっと疲れてしまいました。

・なんとか白壁で明るいモダンな部屋に仕上がる

部屋からなんとか物を無くしてからやっと部屋の壁や床を和室から洋室へリフォームする計画がすすみました。モダンな白壁とウォールナットのフローリング、暖色のライトを入れて、見違えるほど様変わりしました!南東の明るい部屋で、窓から見えるのは新緑の緑。開かずの間のようだった部屋が今や素敵な母の仕事部屋になりました!