1.高気密高断熱住宅にお邪魔した話

友人が高槻市で新築注文住宅を建てて、新築祝いに行きました。

新築独特の木の香りや、最新水回りの設備を見られるのを楽しみにしていたのですが

行ってみると一番驚いたのは、まさかの「空気」でした。

猛暑日に行ったにも関わらず、中はとっても涼しく快適で、目の前には

大きく車通りの多い道路なのに、そうとは思えないほどとても静か。

二重窓等なにかしているのかと尋ねると、していないというので驚きました。

ただ、かなり迷ったけれど高気密高断熱になるよう初期費用はかけたとのことでした。

2.初期費用はかかるが光熱費が安い

高気密高断熱住宅にするには、素材にもよるそうですがそれなりにお金がかかってしまうそうです。

ですが、引っ越しで驚いた事に、以前住んでいた家よりも広く、各自自分の部屋で過ごすような

時間が増えたにも関わらず、光熱費がぐんと安くなったとのこと。

今は光熱費が高騰していますから、古い家に住んでいて毎月の光熱費に怯えている自分としては

とても羨ましく感じました。

これから何十年と住むなら、ランニングコストを抑えられるのは賢い投資に感じます。

また、外と中の空気の出入りを抑えているので、中の音も外の音も出入りが極限まで

抑えられる=聞こえにくく防音にもなるそうです。これはとても意外でした。

確かに音は空気の振動で伝わるので、言われてみれば確かにと思いました。

子供がはしゃいでも近所への迷惑を気にしなくていいのは、子育て中かなり助かりそうです。

3.唯一気にするべきことは

気密性が高いゆえに、換気システムを使ったり空気の入れ替えを気にしておかないと

カビが生えてしまったり、シックハウス症候群の原因になったりする事例もあるとの事です。

とはいえそのあたりはメーカーもきちんと対策提案してくれるので、快適性しかなく

こだわって家を建てて良かったと晴れやかな笑顔で言っていました。

私も家を建てる時が来たら、参考にしたいと思います。